こんにちは!伊與田塾南安城教室 塾長の伊與田です。

今回は、伊與田塾が生徒さまにとって、どんな”学びの場”であるか、というお話です。

保護者様との面談でお話を聞くと、伊與田塾に通う生徒さまは、ほぼ「楽しく通っている」ことがわかります。楽しいということは重要です。脳が活発に動いているという証拠になります。

伊與田塾の授業では、講師が厳しい指導をするわけではありません。宿題やノルマもほとんど出ません。私自身も、自分で書くのもなんですが、いつもニコニコしていると思います。

しかし、伊與田塾は学びの場としてけっしてヌルい場ではないんです。

じつは、教室で泣いた子も 1 人ではありません。

伊與田塾の厳しさは、授業で求める思考の要求レベルの高さにあると思います。そのレベルは講師が示して要求するのではなく、生徒自身が無意識に設定するようになっています。設定の基準は自分自身であったり、いっしょに授業を受けている同級生または上級生だったり、ときには講師(大人)である私を基準としている子もいます。

 

MA(マインドアクセラレータの授業)では、学校での成績ではなく、素の思考力が問われます。

「わかりません」、「知りません」、「習ってません」は通用しないのです。

少人数制なので、手抜きはできない雰囲気です。小集団なので、それぞれの生徒さま自身の中で、優劣がはっきりとついてしまいます。講師の判断ではなく、生徒様自身の判断によるものです。子どもたちは、その差が何なのか考えます。そこが成長のスタートになります。

パズル道場では、思考のセンスとタフさ がすべてです。

MA・パズル道場の中で、”学年”というくくりは意味をなしません。基準になるのは、素の思考力です。このシビアな感じが社会の縮図にもなっています。

 

千尋(せんじん)の谷ということばをご存知でしょうか。獅子は生まれたばかりの子を深い谷に落とし、這い上がってきた生命力の高い子供のみを育てるという言い伝えである「獅子の子落とし」より転じて、本当に深い愛情をもつ相手には、わざと試練を与えて成長させること、または、そのようにして成長させるべきであるという考えを意味する語から来ています。

伊與田塾では、「負ける」経験を必ずします。失敗や、悔しい経験をいっぱいします。でも、そこにはたくさんの思考の機会・成長のチャンスがあるのです。
すなわち、伊與田塾はお子さまにとっての『千尋の谷』と言えます。楽しく通うなかで、実はタフな経験をして、成長しているのです。