こんにちは。伊與田塾南安城教室、塾長の伊與田です!
今週のMA(マインドアクセラレータ)の授業では、生徒さまたち全員に「夏休みへ向けて」というセントラルイメージでマインドマップを描いてもらいました。
ヒントは「やりたいこと」、「やるべきこと」、「行事・イベント」、「(そのためにできる)準備」です。
夏休みまで2週間ほどとなった今、前もって夏休みについて思考しておくことで、より充実した夏休みをすごしてほしいという思いがあります。ぼーっとしていると、あっという間に夏休みに入ってしまいます。
みんなのマインドマップに共通して書かれたものとして、「宿題」とか「キャンプ」などがありました。
「自由研究なにしよう~」
「読書感想文の本を決めないと~」
なんて声が聞こえました。
中には、
「やりたいことが思いつかない!」
という子もいました。
私は少し驚きつつ、
「やりたいことがないということが今のうちにわかって、良かったね」
と返しておきました。その子は小学6年生。小学生として最後の夏休みを前に、少し危機感を抱いたようです(笑)
マインドマップを描くことの良さは、このように、あるトピック(お題)に対する自分の考え方や認識、知識を客観的に見ることができるということです。一段上の視点でものを考えることができると言ってもよいかもしれません。
紙面にびっしり描かれるマインドマップはもちろん良いのですが、紙面の空白、つまりブランチが伸びなかった部分が語るものもあるのです。
これから迎える夏休みについて、アイデアが出てこない(=マインドマップが広がらない)という事実は、「夏休みの計画が立てられないじゃないか」とか「もったいない夏休みの過ごし方をしちゃうかも」という新しい気付きを本人に与えるのです。