こんにちは。伊與田塾のいよだです!
教室移転をひとつのきっかけとして、「先生」という呼称を廃止しました。
これからは、私のことは「いよださん」と呼んでもらうことにしました。
これには、子どもたちに等身大の1人の大人として寄り添っていきたいという思いがあります。
私は授業のなかで、子どもたちの意見・考え・判断に対して絶対的な判断を下すことはめったにありません。
「ぼくはその考え方好きだよ。」などという主観的なメッセージとともに、「こういう考えをする人もいるかもね。」という客観的な視点を与えるようにしています。
そうしたとき、「先生」という呼称はジャマになる気がしたのです。子どもたちには、「先生に決めてもらおう(判断してもらおう)」とか、「先生が言ったことだから・・・」という依存や甘えの考えを持ってほしくありません。社会に出たら、多くの場合、”学校の先生”のような存在はいませんし、それに依存しているようでは新しいものを生み出すことはできません。
私自身は「先生」と呼ばれる立場になりたかったわけではなかったですし、こだわりもありませんでしたので、教室を開いた当初は先生と呼ばれることに少し違和感がありました。結局、3年ほど違和感をひっぱってしまいましたが・・・。
在塾期間が長い子は、新しい呼び方に少々照れくささがあるようですが、この春入塾してくれた子にはすんなりと受け入れられています。まぁ、他のみんなもだんだん慣れていくでしょう!