あけましておめでとうございます! 

今年もよろしくお願いします!

いきなりですが、2019年の塾長の方針は、

しく”“きること」

2018年は、いわゆる「普通の」生き方から精神的に脱却できた年でした。2019年もその流れをさらに強くし、自分の生き方を模索していく年になると思います。

教室では、楽しく(でも思慮深く)生きる姿を生徒たちに見せていきたいと思います。私自身が楽しく生きることが生徒たちの成長や、周りの幸せにつながるように、そしてその広がりが より大きくなるようにしていきたいです!

 

ゲームのルールが変わる瞬間(とき)

レーダー照射事件

さて、ここからシリアスな話を。
昨年12月20日に韓国海軍レーダー照射事件が起き、現在も両国のやり取りが続いています。

このやりとりの中で、12月28日に日本の防衛省は自衛隊の哨戒機からの映像を公開しました。これによって、それまでの韓国側の発言の矛盾がいくつも明らかになったという流れです。

私はこの投稿で政治的なコメントをしたいのでありません。注目したいのは日本側の「映像を公開する」という”一手”が、両国の外交上のルールを変えたということです。

これまでも今回のような緊張の事案はありましたが、水面下のやりとりで決着していたのでしょう。中には事実と異なる見解や主張が、外交上の取引という形で事実として成立してしまったものもあると考えられます。しかし、動画を誰もが閲覧可能な媒体(今回はyoutube)にアップロードするという手段が開拓されたことで、後々に事実と整合がとれないような発言はしずらくなりました。これは日韓両国だけでなく、すべての”国というプレイヤー”の立ち振舞に影響することでしょう。一手を打つための前提が変化したからです。

 

サッカーでの例

 

サッカーではVAR(ビデオアシスタントレフェリー)というシステムの導入が進んでおり、Jリーグでも今年から一部の試合で正式に導入されます。VARはゴールや退場などの試合を大きく左右する場面で誤診を防ぐためにビデオ判定が利用されます。

VAR

写真:Getty Images

これによって攻撃側の選手が審判をあざむいてファウルをうけたように見せる「シミュレーション(ダイブ)」という行為は少なくなり、よりゴールを目指すプレイが増えることにつながりました。サッカーというスポーツの本質的なルールが大きく変化したわけではありませんが、選手たちのプレイの質や考え方には確かな変化が起こりました。

 

育児・教育も変わっていく

 

2020年の大学受験改革を見据えて受験や進路への振る舞い方も変化してきています。

具体的には高校受験の段階から知識横断的な問題や考えさせる記述問題が増えてきており、従来(親世代)の知識・テクニックだけで突破できるようなものではなくなってきています。

こうした問題に強くなるには、普段の生活の中で総合的な思考力を問われるような活動をしたり、筋道立てて話すトレーニングが必要になるでしょう。これはとても学校だけではカバーしきれないので、ご家庭で保護者たちが問いをたてたり、いっしょに考えたりという活動の中で経験を積ませる必要があると思います。

そもそも育児や教育に一定のルールは存在しません(犯罪や迷惑行為をのぞいて)が、これまでは大学全入時代と言われるような一本の太い道がありました。

しかしこれからは価値観がますます多様化し、いろんな生き方が選択できるようになっていきます。それにともなって教育観や教育の場・手法も多様化していきますし、その流れはもうすでに始まっています。

教育を選択し、その選択に伴う責任が伴うようになった

というのが、育児・教育におけるルールの変化と言えるでしょう。


マインドアクセラレータの授業の中でボードゲームするとき生徒達には「ルールが変わる瞬間がチャンス」そして「ルールを作った者が勝つ」と話しています。ここでのルールとは、ゲームの説明書に書かれているルールの外の話です。

2019年も刻々とルールの変化が起こるでしょう。戦々恐々とするだけでなく、変化を楽しみながら歩んでいきたいと思います!

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