安城,塾

こんにちは。伊與田塾南安城教室 塾長のいよだです。

今回は、自責(じせき)と他責(たせき)のマインドについて書きたいと思います。

他責のマインド

他責

字面から意味を想像できるかもしれません。他責とは、失敗の原因などを自分以外に求めることです。自分以外とは、他の人、会社や学校などの組織、国や自然環境などがあてはまります。

他責思考のデメリットはいくつも考えられます。

問題の原因を外に置くので問題解決や改善への推進力が弱くなります。問題が外部からやってくるように受け取るため、それをどうにもできないことへ不自由さストレスを感じます。自分を省みることないので成長する機会も少なくなります。

 

自責のマインド

自責

自責は他責の反対だと考えればよいと思います。問題の原因を自分に求めます。
たとえ自分以外を原因とする問題であっても、「本当にあの人のせいか?」「もっと自分にできることがあったのではないか?」と自問することができます。そしてその問いを行動に移すことで他者へ貢献したり、自分の成長へつなげることができます。

自責のマインドの人は、世の中へ主体的に働きかけることができます。自分が行動を起こせば、自分の思う通りの人生を切り拓けると信じています。つまり、より多くの自由を感じながら生きることができます。

 

自責と他責のバランス

学生のうちにより成長するためには、自責のマインドを強めにもっておくことがよいでしょう。学問や人間関係の中で成長するためには自分を省みる態度が必須だからです。

しかし、長い人生をより幸せに過ごすためには、自責一辺倒はおすすめしません。なぜなら、自責は自分の決定や行動の責任と不安を抱えることになるからです。また世の中の出来事には自分の力だけではどうにもならないこともあり、それを自責のマインドで受け止めてしまうと過度なストレスを抱えることになります。
ときには上手に他責のマインドを利用して、外に敵を作ってしまうことも上手な生き方だと思います。ストレスで体や精神を病んでしまうよりは、そのほうが賢い生き方と言えるのではないでしょうか。

そもそも自責と他責という概念がないと、バランスをとることはできません。

マインドアクセラレータの授業の中では読解トレーニングの中で自責と他責に関する文章を用いることで、生徒たちに学んでもらっています。すぐに役に立たなくても、いつかよりよい人生を歩むためのヒントになってくれればと思っています。

 

 

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