こんにちは!
今回は、10月のマインドアクセラレータ(MA)の授業で実施したマジックメイズというゲームを紹介します!
協力型迷路脱出ゲーム!
プレイヤーたちは協力して複数のコマを動かし、目的地へ運びます。どのコマでも動かせますが、コマを動かせる方向はプレイヤー毎に担当があり、自由には動かせません。ゲーム中は原則会話ができないので、空気を読む力も必要です。
プレイ時間は1ゲーム10~20分ほどです。
ショッピングモールでアイテムを盗み、脱出せよ!
「とあるヒーローたちが武器を盗まれてしまった。冒険を続けるために、ショッピングモールでアイテムを盗んで逃げよう!」というちょっとふざけた背景ストーリーです。
ゲームのながれ
①ヒーローコマを動かし、ショッピングモールを探索する
②各ヒーロー専用のアイテムを盗む(コマをアイテムマスへ移動させる)
③各ヒーローを脱出させる(コマを専用の脱出口へ移動させる)
緊張感を生む各種制限
・時間制限
プレイ中は常に砂時計の砂が落ち続けています。
砂が落ち切ってしまったらもちろん全員敗北です。
砂時計マスに入ることで砂時計を反転させることができます。
・アクションの制限
各プレイヤーは4つあるコマのどれをうごかしてもよいのですが、自分が担当するアクションしかできません。(北方向のみ、など)
・コミュニケーションの制限
プレイ中は原則会話禁止です。指さしによる指示も禁止です。
別のプレイヤーにアクションを促したいときは専用の「気づいて!ポーン」をそのプレイヤーの前に置くか、「じっと見つめる」ことが許されています。
砂時計マスに入り、次に誰かがコマを動かすまでは会話ができます。
空間認識力・手続き型思考・広い視野
1つのコマを目的地に向かわせるとき、どの道を通るべきかを考えます。
コマは4つあるので、盤面を広く見て自分ができるアクション(仕事)を探します。
コミュニケーション(言語)
限られた会話時間中にどれだけ意思疎通できるかです。話すべき内容。伝え方などの工夫を学べます。
コミュニケーション(非言語)
「気づいて!ポーン」をいかに使うか。また、少し高度になりますが自分の担当するアクションを利用して意図を伝えることもできます。
タイムマネジメント
残り時間に気を配り、時間切れを防ぐためのアクションをとります。
盤面に集中すると、時間を忘れがちです。気づいた時にはもはや間に合わないというケースも。
誰かが見てくれているだろう、という依頼心は失敗の元です!
子どもたちにとって、授業時間・テスト時間など、受動的に時間管理「される」ことは多いと思います。
しかし能動的に時間管理をする学習機会は、実はあまり多くありません。
(塾長の場合、就職直後の新入社員研修で本格的に経験したように思います。
かなり厳しい研修で、トラウマを植え付けられた同期も多数(笑))
ストレスやプレッシャーへの耐性
自分がすべきアクション(仕事)があるが、そのことに気づけない場合にはプレッシャーがかかります。目の前にポーンが置かれ、他のプレイヤーに見つめられることでかえって視野は狭くなり思考も鈍ります。プレイヤによりますが、かなりの負荷がかかるようです。
動画
以上、マジックメイズの簡単な紹介でした。
次回の記事にて実際のゲーム中に起こったこと、気づいたことなどを書けたらと思います。お楽しみに!
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