こんにちは。伊與田塾 いよだです。

もう2週間ほど前のことになりますが、
伊與田塾で「麻雀やってみようの会」を開催しました。

12月のマインドアクセラレータ(MA)の授業で、麻雀のミニ版である「すずめ雀」というゲームをプレイしていました。

「すずめ雀」。牌の数、種類が少なく、すぐにアガれます。

すずめ雀の紹介をする中で「もとになった ” 麻雀 ” というゲームがあるんだよ」という話をしたところ、興味を持った生徒が多かったため、特別授業として開催しました。

ということで急遽 麻雀教室のようなイベントをすることになったのですが、塾長自身、麻雀は初心者ですので手探りでの開催となりました。

 

教えたこと

・ゲームの手順(ポン、チーもふくむ)
・アガるための条件
・初心者向けの役
・捨てる牌(残す牌)の選び方の基本

最初に教えた役は、リーチ、一発、ツモ、役牌、タンヤオ、ピンフ、ホンイツ、チンイツに絞りました。

待ちの形の種類とその中でも両面待ちのメリットを教え、がんばってピンフを目指すことを教えました。(ピンフは成立条件が多く、初心者向けではないという意見もあるようです。)

塾長が、「鳴き」を実演した様子。

アレンジルール

・最初は全員牌を公開したままプレイする。
・点数(点数計算)を簡略化

牌を公開して進めることで、ゲームの進行によってお互いの手牌がアガりに近づく様子が分かるようにしました。全員が4人分の手作りを経験ができるため、両面待ちの有効性を実感しやすくなりました。私は全体を俯瞰し、誰がアガリに近づいたか、次にどんな牌が来たらうれしいかを解説したり、考えさせたりする発話を心掛けました。

点数については、簡単に言うと役の数が1点というように計算することにしました。

専用の記録表を用意し、会の中でどの役をアガれたか、テンパイ(あと1つでアガり)を何回できたかを記録させました。運が絡むゲームですので、勝てなくとも(アガれなくとも)なにか達成感を持ち帰ってもらえればと考えました。

 

開催後アンケート

会の終了後、参加者にアンケートをとりました。
麻雀について好意的にとらえてくれたようでうれしいと同時に、向上心も見せてくれて驚きです!

「どんな頭の使い方をしたか」という点は興味深いですね。
強い子ほど駆け引きを意識しており、逆に弱い子はパズル要素を強く感じたようです。

 

麻雀から学べることはとても多いと考えています。そしてその学びは上達すればするほど抽象的で高度なものになると考えます。さらには「運への向き合い方」などのマインドフルネス的な学びも得られると思います。

そこまで達するには伊與田塾の中だけの経験値では足りないですが、各家庭や友人と遊ぶ中で経験してほしいと願っています。