こんにちは。
今回は私も理事として参加している日本ボードゲーム教育協会(ぼきょうきょう)について紹介したいと思います。
ボ教協は、ボードゲームを教育に利用する実践者および研究者が集まって立ち上がった協会です。
2021年の6月から協会立ち上げの議論が始まり、今年2022年4月に正式に発足しました。
大学研究員、小学校の先生、学習塾、学童で実践されているメンバーが参加しているほか、
多様な立場の実践者・研究者の方をゲストに迎えつつボードゲーム教育について議論しています。
ボ教協の活動
ボードゲーム教育の効果をあきらかにしたい!
「ボードゲームは教育によさそう!」
だけど、具体的にどう良いのか?
実は実践者であっても独力で明確にするのが難しい点だったのです。
また、実践者同士での共通のことばも整理されているとは言えませんでした。
このことがボードゲーム教育の広まりの足かせになっていました。
こうした課題を解決し、ボードゲーム教育を広めていきたいということが、本協会の大きな目的です。
ボードゲーム教育を広めたい!
ボードゲーム教育の実践者は、まだまだ多いとは言えません。
それぞれの実践者たちがそれぞれの現場で試行錯誤をしている形になっていました。
そこで実践者動詞の情報共有することで授業研究のスピードアップと授業の品質アップが期待できます。
また多数の教室や生徒のデータをとることも可能になるでしょう。
ボードゲーム教育における学びの要素
これまでの活動では、
ボードゲーム教育でどんな学びがあるか、その要素を洗い出し、
表にまとめるということを実施しました。
使用するボードゲームにもよりますが、約170の学びの要素が洗い出されました。
これからの活動
今後の活動としては、
・各ボードゲームと、個々の学びの要素との関連付け
・授業の進め方
・実践例の収集
などについて議論・研究していく予定です。
ボ教協HP
もっとくわしく知りたい方へ、ボ教協HPをご紹介します。ぜひご覧になってください。
・協会メンバープロフィール
・学びの要素一覧(およびチャート)
・研究報告
・全国のボードゲーム教育実践の場一覧