こんにちは。
いよだ塾 塾長の伊與田です!
告知でない投稿は かなり久しぶりになってしまいました。
今回は
子どもの成長をうながすのに我慢が必要なときもある
というお話です。
※必要な”ときも”ある、という歯切れが良くない表現になるのは
それが我慢でない(苦痛に感じない)親御さんもいるからです。
ここで言う我慢とは、5秒の間を持てるか です。
お子さんの宿題につきあう場面をイメージしてみてください。
なにかの問題で手がとまってしまったとき、
つまずきポイントを察して、先回り気味にアドバイスしてしまっていませんか。
それは、そのときその問題を前に進めるために 短期的には有効です。
しかし、もっと長期的に子どもの成長を考えたときにはマイナスの面もあるのです。
子どもの手が止まったとき、5秒(あるいは もっと長い時間)、口を出さずに待てるか。
その時間は、
- じっくり考えるねばり強さ
- 自分で解き方を思いつく発想力や論理的思考力
などが育つ、貴重な時間です。
これは、お勉強だけでなく、ボードゲームや、スポーツでも同じことが言えると思います。
・・・
ただ、実際自分の子に対して向き合うとき、
この5秒の間が耐え難いという親御さんは多いように感じます。
それは親子体験授業やボードゲーム体験会でひしひしと感じます。
私自身の子育て経験からも、そう言えます。
5秒待つよりも、その場の問題を解決するアドバイスを出すほうが、楽なんですよね・・・
授業では子どもたちと向き合うとき、
常にこの「5秒の間」を意識して取り組んでいます。