こんにちは。伊與田塾南安城教室 塾長のいよだです!

今回は11月25日のパズル道場全国大会の振り返り記事です。

ブログで結果速報を書きましたが、立体四目の部で準優勝、そして総合は位でした。

パズル道場全国大会

総合入賞トロフィー

パズル道場全国大会

立体四目の部 準優勝メダル

80%は本人のがんばりです。そして残りの20%の部分に授業と運営によって寄与できたかなと考えています。

 

本人の様子

伊與田塾代表となったY君。3年連続3回目の全国大会参加でした。
1回目(2016年)は101位以下となり、非常に悔しい思いをしました。

2回目は41位で敢闘賞!大きく躍進しました。

経験と落ち着き

1回目のY君は会場についてから落ち着きがなくそわそわしており、あきらかに普段の教室での様子とは違いました。今年は非常に落ち着いており、自分の中のペースを通しているようでした。メンタルの成長を感じ、頼もしく思いました。

パズル道場全国大会

開催直前、会場でも落ち着いて問題を説いています。

負けず嫌いという才能

Y君は伊與田塾で一番の「負けず嫌い」という才能を持った子です。彼は伊與田塾内で絶対的な実力を持っているというわけではありませんでした。立体四目や、(MAの授業での)ボードゲームで他の子に負けることもよくあります。普通なら、「負けることもあるさ」と切り替えるところですが、彼は負けることを安易によしとしていないように見えます。

難問を楽しめるマインドセット

Y君は難問であっても弱音を吐かないように成長しました。入塾当初は × をもらうと他の子と同様、「できなかった自分」を認めたくないような様子で舌打ちしたりしていました。しかし、数ヶ月後には笑顔で難問に取り組めるようになりました。(パズル道場でねばり強さを身に着けた子は何人もいますが、ニヤけながら取り組むのは彼だけです。)

ちょっぴり不気味(失礼!)に感じるかもしれませんが、全国大会で上位入賞するような子は少なからずこういった突飛な特性(=天才性)を持つのだと思います。(なので、このことを茶化すことはしません。)

全国大会仕様の作戦

大会終了後のY君の話では、この全国大会のために用意してきた作戦があったようです。作戦を用意するだけでもすごいのに、実際に本番で作戦を運用し、結果を出せたことはさらにすごいことで、非常に良い経験になったはずです。(作戦の詳細を明かすことはパズル道場の趣旨に反するため書きません)

パズル道場全国大会

 

パズル道場全国大会を意識した授業

ここからは授業・運営のことについて書きます。

全国大会 = 究極のパズル道場の授業。パズル教育研究会代表の山下先生もおっしゃっていますが、全国大会は競技会としてだけでなく、「究極のパズル道場の授業」という意味合いがあります。私自身は見学も含めると4回目の参加で、大会当日の雰囲気を普段の授業に取り入れるようにしています。

・集中力を維持する思考体力
・突然のルール変更などに対する柔軟な対応力

パズルを解く思考力やスピードだけではなく、その土台となるタフさや態度も重視しています。これらの力を伸ばさないとパズルの力を長期的に伸ばしていくことは難しいと考えています。

生徒それぞれに逆境や課題を演出

パズル道場は無学年方式です。生徒によっては、同学年の子より級が進んでいるからといって変に安心してしまったりするようです。そんなときにはその子の目線をもっと上級の子に向けたり、時には塾長自身が競争相手になって一層のレベルアップに向かうようにします。私が直接課題を与えては意味がないので、生徒の性格に合わせて課題を演出します。

 

2018年の大会、伊與田塾に与えられた参加人数枠は1名でした。もしもう1名出場させることができたとしたら、努力賞以上(100位以上)はいけるだろうという自信があります。普段の授業や教室内の予選によって鍛えられているからです。


ここから告知となりますが、伊與田塾の体験講座は親子でいっしょに受講していただく形式をとっています。パズル道場の授業の中でどのような能力が身につくのか、どんな頭の使い方をするのかを体験いただけると思います。ぜひご検討ください。

 

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