マインドマップには様々な用途がありますが、中でも威力を発揮するのは、
自分との対話の道具、自己対話ツールとしての使い方です。
自分の考え・思考というものは、自分の頭の中のことであるにも関わらず、
以外とはっきりとは見えないものです。
自分との「対話」をうまく行わないと、以下のような考えが
スパゲッティのように絡まり、訳がわからなくなってしまいます。
・今の自分の課題は何か?
・なにをすべきか?
・自分は今どういう感情にあるのか?
・悩みの原因はなにか?
・自分はどうしたいのか?
・自分は他人から何を求められている?
・自分はどうあるべきか?
そこで、マインドマップをつかうことで、うまく自分と対話することができます。
セントラルイメージ(マインドマップのメイントピック・真ん中の絵)は、
その時の課題や悩みに応じて設定すればよいです。
そこから、頭に浮かんだことをブランチとして伸ばし、広げていきましょう。
トレーニングを積めば、マインドマップに考えをアウトプットすることで、
自分の頭の中を、ある程度の客観性を持って見ることができるでしょう。
筆に任せてブランチをのばすことで、自分では気づかなかった考え、
無意識だったものが見えてくることもあります。
お子様の学習・勉強においては、このように頭の中を見える化するだけでも、
課題の解決につながったり、とるべき行動を決めることができたりします。
頭の中がもやもやしている状態は、それだけでエネルギーの浪費になってしまいます。
まずは頭の中のキリを晴らすことが、問題解決の近道になります。
悩みや課題が明らかになれば、とるべき行動をとるだけです。
それも、納得性を持って取り組むことができます。
伊與田塾では、マインドマップを教育のベース(基本)としています。
マインドマップの描き方自体は、簡単ですが、それをうまく応用するためには、
専門の指導者が必要です。
(たとえば、マインドマップをノート術の1つとしかとらえていない人から、
教わってしまうと、マインドマップの可能性が死んでしまう可能性があります。)
塾長の伊與田は、マインドマップ開発者であるトニー・ブザン氏から直接指導を受けた
公認インストラクターです。