こんにちは!伊與田塾南安城教室、塾長の伊與田です!

今回は、伊與田塾におけるパズル道場の授業の変化について書きたいと思います。

パズル道場教具

最初は、すいすいできる!

伊與田塾におけるパズル道場は8月にはじめての生徒様を迎えてスタートしました。パズル道場は20級からスモールステップで数学的センスを中心に「見えない学力」を鍛えていくことができます。

20級から16級あたりまでは、ほとんど誰でもすいすいとクリアしていくことができます。クリアすると判子がもらえるので、生徒様は「できる!」ことと「判子が積みあがっていくこと」が楽しいようです。

 

「できる」うれしさから考える楽しさへ

しかし、15級あたりから様子が変化していきます。パズルが簡単には解けなくなってくるのです。ここで、「できる!」ことをモチベーションとしていた生徒様は壁にぶつかることになります。1日(1時間)で1階級まるごとクリアしていた子が、その日1時間かけて数問しかクリアできない、あるいは1問もクリアできないということが起きてきます。

パズル道場_様子

私は、本当のパズル道場はここからがスタートだと思っています。

学校や一般的な塾の授業は、時間内にある程度の達成度を担保できるように作られています。一方パズル道場は自律学習スタイルというのもあって、進度は各生徒様それぞれ異なってきます。学校や一般的な塾の授業では、時間が来れば答えが公表されますが、パズル道場では自分で答えにたどり着く必要があります。これが、「思考のねばり強さ・タフさ」を育むのです。(厳しいようにも見られますが、生徒様自身は苦しみながらも楽しいようです。)

 

先日、11級をクリアし、これから10級にチャレンジする生徒様がでました。
10級からは「検定」という要素が加わり、時間制限やルール遵守などのプレッシャーとも戦わなくてはなりません。講師としても、生徒様がどんどん成長していく様子が楽しみであります!

パズル道場_おしろづくり