お子様の教育にかけるお金は、”消費“でしょうか?それとも”投資“でしょうか?投資と消費の違いは、「将来の利益」つまり”リターン”を見込んだ費用になっているかどうかだと思います。(ここでの費用には、お子様の貴重な”成長期の時間”も含まれています)

投資とひとくちに言っても、さまざまなスタイルや方針があり、状況や信条に応じてスタイルを選ぶことが必要です。闇雲にお金を投じればよいというわけではありません。教育にも「教育方針」という言葉があるように、なんでもかんでも与えてやらせてというのはよくありません。
また、教育を投資と考えるからには、効果を吟味し、検証する態度が必要になります。私は教育にかけるお金は投資であるととらえたほうがいいと思います。

従来の教育投資の考え方では、リターンとはお子様が将来稼ぎ出すお金のことでした。例えば、高卒での生涯年収より大卒での生涯年収が5000万円上回っていれば、大学に行くために1000万円追加投資しても利益がある、ということです。そのような考え方のもとでは、学校でよりよい成績をとり、より偏差値の高い学校へ進学することが教育の成功と言えました。なぜなら、高い学歴を持てば、就職で有利になり、よりよい(よいとされていた)企業に入ることが、経済的な安定につながっていたからです。

しかし、みなさんご存知のとおり、時代は変化しました。

もともと大卒の社員の3年以内の退職率が3割ほどある上、終身雇用、正規雇用は減ってきています。教育投資のリターンの考え方を変えるべきときが来ているのです。

伊與田塾が考える”教育投資の成功“には、大きく2つの考え方があります。それは、将来「幸福になる力」と「社会貢献する力」が育つことです。これらに直結するのは知識や技能そのものではなく、ましてや学歴でもなく、「どのような変化にも対応できる思考技術」であると考えています。伊與田塾の授業ではさまざまな思考活動を通じて、さまざまな思考技術を育てていきます。

思考技術が身につけば、その瞬間から生涯にわたってリターンを得られます。習ってすぐに、具体的ななにかが「できる」わけではありませんが、逆に言えば、勉強・スポーツ・趣味・仕事など、なんにでも活かすことができます。

 

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