3月12日は月一回の特別授業でした。
今回は少し趣向を変え、模造紙大マインドマップを、2つのチームに分かれて作成しました!
生徒たちにとってはいきなりのぶっつけ本番での活動となりましたが、思った以上にうまくいって私自身おどろきがありました!
コミュニケーションゲームの成果
生徒たちは学年や学校が異なる集団にいきなりほうりこまれ、協働するというシチュエーションになりました。自己紹介の時間はなく、学校のクラスと違い、お互いのバックグラウンドもよく分かっていない状態です。
しかし、想像していたよりもずっとスムーズにマインドマップを描き始めることができていました。しかも、チームのメンバーそれぞれが役割を担い、作業に加われなかったり、参加意識が低かったりということは全くありませんでした。
これは、特別授業や普段の授業で実施しているコミュニケーションゲームの成果が出ているのだと思います。気心のしれないメンバーの中で、正解のない答えを求めて話すという経験をしているので、作業の着手が早く、チームとしての作業がスムーズに出来たのだと思います。
具体化・抽象化トレーニングの成果
役割分担してマインドマップを描くにあたり、メンバーの間でどんな内容を書こうかという話になります。そのとき、具体化の考え方と抽象化の考え方を使うことで、話の内容の”レベル感”をあわせることが簡単にできます。学年や学力が違っても噛み合った議論をすることができます。
上にあげたような成果は、今後の高等教育や、社会人となってからの学びや仕事に必要な能力につながっています。特にコミュニケーション能力や考え方のレベル感をあわせるというのは、学びや仕事の質を高める基本的なスキルとなります。
今回作成したマインドマップは、新教室に掲示してあります。ぜひ、見に来てください!