こんにちは。伊與田塾南安城教室、塾長の伊與田です。
教室の引越しが近づいてきました。新教室でもよろしくお願いいたします。
ちょっと怖い(?)タイトルをつけてみました。
伊與田塾では、体験会やきーぼー市などで、保護者の方々に接する機会があります。そこで、ときには保護者の方から発せられる残念な言葉を聞くことがあります。残念な言葉とは、子どもの才能をつぶしてしまったり、のびしろを奪うような発言のことです。
それらの言葉は、子どもの自己肯定感を奪ったり、萎縮させたり、無気力にしたり、子ども自身が限界を作ってしまったりしていいことは何もありません。(あるとしたら、その瞬間だけ親の思う通りになるくらいでしょうか)
悪魔の言葉一覧
・バカね~
・ダメ!
・早くしなさい!遅い!
・うるさい!
・それは無理
・なんで出来ないの!?
× 他の子と比較して叱る
× 自分(親)と比較して叱る
× 結果だけ見てフィードバックする
× 子どもの能力に限界を設ける
× ダメ出しばかり
子どもの才能をつぶさないために前提となる考え方
私は、「○○さえしておけばOK!」などの付け焼き刃的な考え方が好きではないので、原理原則の考え方を書いておきます。
・子どもと親は別人格であると心得る
子どもは親のコピーではありません。また、親が子どものことを100%理解・把握していると感じているとしたら、それは過信です。親ができることは子どももできること、という前提で子どもを叱ったりしないようにしてほしいと思います。
・自分の(大人の)都合のみを押し付けない
公共の場であったり、急いでいる状況だったりしたときには、その状況を子どもに理解させるように伝えてください。正確に理解できなかったとしても「何か理由があるんだ」という感覚を持つことができれば、今後の改善につながります。
・学びのチャンスを奪わない、子どもに考えさせる
親が声をかける前に、子どもの学びのチャンスを奪う発言でないかどうか問うてください。そして、できれば子ども自身が思考する機会にできるようにフォローしてください。
学習という観点から見れば、保護者は子どもにとって学習環境の重要な一部です。ぜひ、お子様によりよい環境を提供してあげられるようにしてください。