こんにちは。伊與田塾南安城教室、塾長の伊與田です。

今回は、スマホについて書きたいと思います。
スマホの普及率は右肩上がりで、小学生、中学生がスマホを持つことも珍しくない世の中になってきています。そんな中、皆様のご家庭では、スマホについてどのように管理・運用していますか?学校や親が決めたルールに従わせる、というのも悪くありませんが、伊與田塾的にはそれだけでは「ちょっと もったいない」と考えてしまいます。

 

すでにスマホ問題は社会問題に

スマホ依存、ネット依存については、すでに社会問題として表面化してきており、対策をとる学校や自治体も出てきています。文部科学省も”「子供のための情報モラル育成プロジェクト」 ~考えよう 家族みんなで スマホのルール~”として、問題意識を強めてきているようです。

刈谷市のスマホ利用制限が功を奏した理由、家庭内の合意から地域に拡大
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/073100032/080100002/

「子供のための情報モラル育成プロジェクト」 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/jouhoumoral/index.htm

 

一般的な学習塾においては、生徒がスマホを利用するということは、それだけ学習時間の減少や、集中力を削ぐ原因となるとして、禁止する施策をとっているところが大半です。

 

強引に取り上げることは得策ではありません

しかし、子どもにとっては、スマホを突然禁止されるということは単に「モノを取り上げられる」ということ以上に大きな問題となってしまう現実があります。すでにスマホを利用している子どもたちにとって、スマホは友人達との欠かせないコミュニケーションツールになってしまっている可能性が高いのです。そこへ強制的にスマホを禁止したり、制限したらどうなるでしょうか。きっと子どもは強く反発するでしょう。表向きは従っていたとしても、親や先生などの管理者の目を盗んで使用することに知恵を働かせるかもしれません。そうなると最悪で、水面下で重大な事件の兆候があったとしても、外部から発見することが極めて難しくなります。

 

スマホ問題を、考える機会に

もしお子様がスマホ依存ではないかと思う保護者様がいらっしゃいましたら、これを単に廃除すべき”問題”としてとらえるのではなく、「考える」ための「良い機会」に変えていただきたいです。その際はぜひ、マインドマップを使うことをお勧めします。セントラルイメージに「スマホ」を据えて、まずは自由に考えさせてみてください。親子で取り組んでもいいでしょう。そうすると、単なる「モノ」としての面だけでなく、スマホのいろいろな側面が見えてくると思います。この発見のプロセスをぜひ親子で踏んでほしいのです。(考えるための観点は、画像のマインドマップを参考にしてみてください。)

スマホとの付き合い方を考える

スマホとの付き合い方を考える

 

スマホとの付き合い方、ルール作り

スマホのことを知ったら、次はスマホとの付き合い方を考えます。場合によっては、すでにスマホに関するルールを学校などから決められているかもしれません。これを素直に守ることも大切ですが、1つ1つのルールについて、「なぜそのルールが必要なのか」を考えてみることも、考える力を育てるきっかけになります。

ちゃんとした付き合い方やルールを決めることができれば、スマホに使われる側(依存)ではなく、スマホを利用する側になることができます。

スマホとルール

スマホとルール

 

チェック⇒考える⇒改善

ルールを決めたあとは、それをちゃんと守ることができているか、定期的にチェックすることが大切です。伊與田塾でも教えている、「PDCAの”C”」です。もしルールを守れなかった場合も、それ自体を責めるのではなく、「なぜ?」「これからどうしたらよいだろう?」と問うことで、またまた考える機会を得ることができます。チェックして、考えたら、スマホとの付き合い方を「改善」していきます。

いかがでしょうか。多少、手間暇かかりますが、子どもに対して一方的にルールを強制するよりは、建設的ではないでしょうか。また、スマホ以外にもこれから新しい文明機器が登場していくことになると思いますが、それに対して「考える」「付き合い方を決める」ことを学んでおかないと、「依存」などのリスクがつきまといます。それは大人でも同じです。親子でじっくり考えることができる今のうちに考えるクセを身につけておいてほしいと思います。