今週のM Aの授業では、接続語のトレーニングを行いました。ちょっと内容をご紹介します。

やることは単純で、2つの文章をつなぐための適切な接続語を選択する、というものです。プリントごとにテーマが決まっており、たとえば、「順接」や「逆接」などを集中的にトレーニングします。

中学生でも、接続語の使い方はわかっていても、「順接」「逆接」などの、接続語の役割をしめす言葉を知らない(メタ的な理解がない)ことが多いです。接続語トレーニングでは、接続語の持つ順接・逆接などのキーワードを先にインプットしてから、たくさんの問題を解くトレーニングをします。

問題文はオリジナルのもので、中には人狼ゲームのさまざまな状況を想定したものなどがあります。

これは、生徒に楽しく取り組んでもらうためという理由と、学んだ接続語を実際の人狼ゲームで利用すること、つまり、実際のコミュニケーションに活かしてもらうことを狙っています。

ポイント制の人狼ゲームで、接続語を使用した場合にポイントを加算!という追加ルールを設定するなどして、実践の場を設けています。接続語を上手に使えると、説得力のあるわかりやすい発言ができ、ゲームを有利にすすめることができます。

少し国語のテイストが強い内容ですが、接続語を利用できるようになることで読解力だけでなく、論理的思考力、コミュニケーション力が育つことが期待できます。これらは、複数の教科の勉強だけでなく、普段の生活や仕事へ良い影響を与えます。