前回のブログでは、落合陽一氏の「日本再興戦略」を読み、そのマインドマップを紹介しました。

読書マインドマップ~ 日本再興戦略(落合陽一)~

その関連で、落合陽一氏と堀江貴文氏の共著である「10年後の仕事図鑑」を読みました。

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今回も付箋をつけながら読み進めました。「日本再興戦略」を読んで間もないので、それを踏まえて新しい情報や気づきの部分に付箋を貼っていきました。

付箋には、気になったフレーズや、思い浮かんだフレーズやアイデアを書き込んでおくとよいです。私の場合、読書が授業作りに密接につながっているので、後で付箋からアイデアを思い出しやすいようにしています。

堀江貴文,落合陽一,10年後の仕事図鑑

読み終わったら前回と同様、付箋をもとにマインドマップにしていきます。自分の感想や疑問点は色や字体に変化をつけて「強調」すると良いでしょう。

 

10年後

本の中で堀江氏が主張していますが、変化がものすごく早いこの時代、5年後を予測することさえ難しいとのこと。確かに、テクノロジーだけでなく、世間の価値観も急速にかわってきていると思います。

タイトルこそ「10年後の仕事図鑑」となっていますが、重要なのはどの仕事を目指せばよいか?という正解主義的な発想ではなく、常に自分で考え続けられる人になること、自分の好きなやりかたで社会に価値をもたらせるようになることだいうことです。

「自分の好きなやりかたで」というのは、昔は難しかったかもしれませんが、現在はそのための土台ができています。自分を表現するための場やツールがたくさんあり、しかも安価で利用できるからです。私が自営業の立場だからかもしれませんが、この考え方がとてもしっくりきます。「AIに仕事を奪われる!」とネガティブに考えるよりも、そのほうが楽しく、ワクワクしますよね。

伊與田塾がかかわる子たちには、どんな時代になったとしても楽しく豊かに生きてほしいと思います。そのための授業づくりのヒントをたくさん得られた本でした!