毎年夏に開催されている愛知サマーセミナー。
7/15(土)「ボードゲーム教育協会講座」としてボードゲームの授業を行ってきました。
事前申込み人数の関係で日本ボードゲーム教育協会オリジナルのゲームはできませんでしたが、そのかわり、普段いよだ塾で実施しているボードゲームを用いて授業を行いました。
約1時間の講座の中で実施したゲームは、以下です。
・ナインタイル
・コヨーテ
・インサイダーゲーム
楽しんでもらいながら、各ゲームの学びの要素と、習熟度によるゲームの質と学びの変化について体感してもらいました。
保護者の方も見学してくださり、講座後にはいくつか質問もいただきました。
コヨーテの学びの要素
本ブログを読んでくれた方にコヨーテについて少し掘り下げてお話します。
(ルールは知っている前提で書きますね。)
初心者の学び
コヨーテを初めて数回のうちは、単純計算(加減乗算)と推理がメインとなります。自分以外のカードは見えているので、簡単な計算はできます。あとは自分の手番のときに「コヨーテ宣言」か、「数字をアップ」するかの判断となります。他プレイヤーの宣言する数字から、場全体の数字を推理すあmす。
中級以降~
ゲームに慣れてくると、「他プレイヤーに誤コヨーテをさせる」「自分が安全にコヨーテする」ために、場の数字の認識を混乱させるような駆け引きが生まれます。
また、各プレイヤーの癖を見抜き、場の数字の推理材料にすることができます。
どのゲームでも、プレイヤーの習熟度によってゲームの質が変化し、それによって学びの要素も変化します。