こんにちは!伊與田塾南安城教室、塾長の伊與田です。パズル道場の授業風景をピックアップしてお届けします!
今回ご紹介するのは、カラーキューブ64という積木の教具を使った「おしろ作り」です。
おしろ作りはステップ1とステップ2に分かれています。ステップ1では、プリントに図示されたとおりに積木を組み立てます。ステップ2では、できるだけ少ない数の積木を動かして、できるだけでこぼこの少ない形に変形させます。両方を講師の前でやってみせて、正解であればクリア!となります。
上記のとおり、ステップ2は2つの条件があります。その条件が組み合わさって多くの解答を導き出せうるため、難易度が高いです。もちろん、ノーヒントで取り組みます。
慣れないうちは手で積木を動かして総当たりで正解へ近づくアプローチになりますが、慣れてくると頭の中のイメージだけで積木を動かし、正解にたどり着くことができるようになります。両方のやり方は、ともに重要です。前者のやり方では、「あーでもない、こーでもない」の思考のねばり強さにつながります。後者のやり方では、図形を頭の中だけでイメージし、操作するというイメージ化能力が鍛えられます。
このパズルは、解けたときの爽快感が抜群です。正解へたどり着くひらめきを感じたとき、脳は反応して、脳の活動が活性化するアハ体験になっているのでしょう。この、爽快感を生徒様自身が認知することも重要なので、苦労して解いた生徒には、「解けたときのうれしさを忘れないようにね」と声かけをしています。