2/4(土)は、大阪へ関西大学初等部の研究発表会に行ってきました!数回に分けてブログに書いていこうと思います!
今年の研究テーマは、「“思考スキル”を用いた授業デザイン」。
こちらの学校では、考える力を具体化して、いくつかの”思考スキル“として分類し、それに対応する”シンキングツール“を用いて生徒の考える力を育てています。(このあたりの考え方は伊與田塾のコンセプトとかなり似ています。)
今回、4年生と5年生の授業を見学させてもらいましたが、驚きの連続でした。
関西大学初等部では1年次から「ミューズ教育」という授業でシンキングツールの利用方法などを通して思考スキルを育成しています。それもあって、4,5年生ともなると、生徒たちは思考ツールを利用することに関してまったく抵抗がないようです。
最も驚かされたのは、5年生の授業でした。
「4年生にiPadをよりよく使ってもらうための提案書をつくろう」という授業で、めあてを確認してから個人ワークに取り組みます。このワークの内容がまず驚きで、先生から提示されたシンキングツールを使って考える、のではなく、どのシンキングツールを使ってどのような手順で考えるかという検討からスタートしていました。
これは、テーマが変われば社会人などがビジネススクールや経営大学院などでするような活動です。
そうでなくても、大人でも「う~ん・・・」と悩んでしまうようなテーマと活動内容ですが、生徒たちはみな楽しみながら試行錯誤をしていました。30人のクラスでしたが、全員が考えることを心から楽しんでいるという様子でした。
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