パズル道場で鍛えられる力は、大きく3つあります。
・空間認識能力
・仮説思考力
・思考のねばり強さ

この3つとは別の考え方で以下の2つに分けることもできます。
比重こそ違えど、すべてのパズルで鍛えられる力には以下の要素があります。

・蓄積型の力
・即興型の力

蓄積型の力

パズルの種類によっては、「解法」を編み出す必要があるものがあります。一度解法を理解できれば、それ以降は比較的簡単に解くことができます。解法には、「正解を導き出すための解法」と「早く解くための解法」があり、昇級するためには双方の解法を身につける必要があります。複数の解法を発見し、使いこなせるようになることで、精度とスピードが向上していきます。これらが蓄積型の力です。

即興型の力

パズルの中には、即興的なひらめきの力が必要なものもあります。空間認識能力を問う立体図形の問題は、即興型の力の比重が高いです。

 

勉強が難しくなるにつれて、これらの蓄積型の力と即興型の力の両方が必要となります。とくに蓄積型の力は、問題を自力で解けるまでがんばることによって得られますが、学校や家庭ではその環境を用意することが難しい場合があります。パズル道場の「空気感」は蓄積型の力を伸ばすのに最適です。なぜなら「パズル道場の掟」によって各生徒が独力でパズルに挑むことがルール化され、当たり前となっているからです。