愛知サマーセミナー2018の中で開催された、「経済ゲーム(講座)」を体験してきました!
前日にたまたま友人のfacebook投稿でこの講座を知り、即申込みをしました。

会場は、椙山女子学園高中校(覚王山)です。
暑さ対策に、凍らせたペットボトル飲料を2本持っていきました。

安城,塾

椙山女子学園高校(中学校)会場

講師はさわかみ一般財団法人の上川さん。金融機関のご出身で、貧困問題解決のための教育ツールとして「経済ゲーム」を開発され、各地でワークショップを開催されています。

「経済ゲーム」講座

安城,塾

「経済ゲーム」セッティング

経済ゲームは、各プレイヤーが経済的に独立した孤島の農家・漁師・スーパーなどの経済主体となって、生産・分配・消費を行います。ゲームの中でモノやカネのやりとりがあり、行動のしかたによってプレイヤーおよび島全体の状況が変化していきます。

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上川さんがこのゲームから学んでほしいことは「1人の経済行動が、未来をつくっていくこと」を実感すること。そして、普段から「お金に意志をのせてつかってほしい」ということだそうです。たしかに、そういった感覚を持つことがお金や経済を理解するための土台になると感じました。中高生にとっては経済の分野は堅苦しく実感も少ないでしょうから、経済ゲームを導入に用いることは有効だと思います。

とてもシンプルにまとめられたゲームですが、複数回やったりメンバーを変えたりすることで多様な学びがありそうです。また、ルールや目的をアレンジすることで、他の経済学の要素を学ぶためにも使えそうだと思いました。

 

伊與田塾のゲームは今現在、市販されているものから私の教育目的にあったものをチョイスし、必要に応じてアレンジしています。しかし、教育を主目的にするとどうしてもかゆいところに手が届かない場合があってもやもやする場面もありました。今回の講座を受講して、いよいよ伊與田塾オリジナルのゲームの開発に舵を切っていくかもしれません。そんなワクワクと決意がくれた時間でした。