こんにちは。伊與田塾 いよだです。
今回はパズル道場の中で行うルービックキューブのお話です。
パズル道場は通常20級からスタートします。1級の次が初段です。
伊與田塾のパズル道場生にも”段“へ進んでいる子が多くなりました。
初段以上の子がチャレンジする教具の中に「ルービックキューブ」があります。
ルービックキューブとは、1面が複数のマス(キューブ)に分かれている立法体で、いずれかの列を回転させることによって各面を同じ色にそろえる競技パズルです。
1面のマスが2×2のものと、3×3のものがあります。
ほとんどの子は少しキューブをいじると軽い絶望感を味わうようです。
「こんなの無理!」と。
まずはキューブに慣れよう!
キューブを解く(完成させる)ためにはいくつかの大きなステップがあります。
第1ステップは完全一面をそろえることです。
完全一面とは、1面と、その側面の色もあわせてそろえることです。
この第1ステップを練習しながら、キューブを手になじませていきます。
全体のステップを練習する過程で、直接目で見ることのできない、死角に位置するキューブも、なんとなく見えるようになっていきます。(ここまでのパズル道場でつちかった空間認識力のたまものです!)
手順を覚えよう!
全体のステップに加え、部分部分の動かし方のセットを覚えていきます。3×3×3のキューブであれば、7パターンほど覚え、使いこなせるようになる必要があります。
意識して練習する
キューブが手になじみパターンを覚えはじめたら、「通し練習」を行います。通し練習中に覚えがあいまいなパターンを見つけたら「部分練習」をします。
ミスを嫌がり、「通し練習」に移るのをとまどってしまうと、自分の弱点や課題の発見が遅くなり、マスターするのが遅くなってしまいます。
成長感、達成感を味わえる!
練習を重ねることによって、「無理!」が「できるかも!」に変わり、「このパターンは完ぺき!」に進化していきます。
やがて「あ、もうすぐできるようになりそう!」という自分自身への期待感に変わっていきます。
安定して完成できるようになるには1か月以上かかりますが、その間に上記のように成長を感じることができます。さらにルービックキューブを解けるというレアな特技をゲットすることができ、自信につながります。
1ヶ月程度かけ「2×2×2」をクリア。2個同時クリアで文句なし合格。
この子は取り組み始めまでが大変だったものの他の生徒がクリアする様子を見て一念発起。クリアまでの道のりが容易ではなかった分、大きな経験を手にしたことでしょう!#パズル道場 pic.twitter.com/iPRCskuwf3
— いよだ@伊與田塾(カタン実施中 (@iyodajyuku) September 4, 2020